せっかく買った私のタブレット、少しでも長く使いたいッ!
タブレットを使用する上で切っても切れないのがバッテリーの寿命問題。
このページでは、そんなタブレットのバッテリー寿命や交換時期の目安、バッテリーを長持ちさせる方法をご紹介します。
タブレットのバッテリー寿命は何年?
タブレットのバッテリー寿命はおおよそ2~3年程度です。
年数に幅があるのはタブレットの使い方によってバッテリーの劣化具合が変わるので、数ヶ月~1年ほどの誤差が生じるためです。
これはタブレットだけでなくスマホにも同様のことが言えるため、実際にスマホを2年以上使っていると「バッテリーの減りが早くなったかも?」と感じる人も多いハズです。
2年経つと電池パックの劣化が進む
ご存知の人もいるかもしれませんが、タブレットのバッテリーには「リチウムイオン電池」というものが使われています。
リチウムイオン電池は寿命が長く、高電圧を発生させられる特徴があるので、スマホやタブレットなどのスマートデバイスにはほぼ用いられています。
ですが、このリチウムイオン電池は実は500回充電することでバッテリーの充電能力が50%~70%も落ちるんです。
なので、仮に毎日タブレットの充電を行ったとしたら1年4ヶ月で充電能力が半分近くに下がってしまう可能性があるということ。
タブレットはバッテリー容量が大きいので毎日充電しないにしても、やはり2年~3年程度でバッテリーの寿命と言えます。
タブレットバッテリーの交換時期の目安
先程お伝えしたように、だいたい500回ぐらい充電したらバッテリーの性能はかなり落ちていますので交換時期だと言えます。
ですが、何回充電したかなんていちいちカウントしている人もいないですよね。
そこでこれからバッテリーの交換時期の目安をご紹介したいと思います。
こんな症状が出てきたらバッテリーの交換時期だよ。
- 購入時と比較してバッテリーの持ちが半分ぐらいになった
- 充電器に繋いでも満充電までにやたら時間がかかる
- バッテリーが熱を持つことが多くなってきた
- バッテリーが膨れ上がってきた
このような症状が出てきたタブレットは、たとえ500回未満の充電回数だったとしてもバッテリーの交換時期だと言えます。
とは言え、やはりなるべく充電回数を減らしてあげる一工夫をすることでバッテリー寿命は大幅に伸びますので、余計な電力を消耗しない設定にしておくことも大切です。
▽ 不要なバッテリー消耗を回避する設定
大切にタブレットを使っていれば本体は5年以上使えますので、こういった場合はバッテリーの交換を検討するといいでしょう。
タブレットのバッテリー交換費用はいくらぐらい?
タブレットのバッテリーの交換費用は、おおよそ8,000円~20,000円程度です。
機種によって使われているバッテリーが違ったり、構造が違いますので金額にも幅があります。
最近では20,000円あれば高スペックなタブレットも手に入りますので、交換費用次第では新しいものを購入したほうがいい場合もあります。
私の愛機「Huawei MediaPad T5」はSIMフリーモデルでもとってもお手頃だよ。
良かったらレビューも読んでほしいな♪
ちなみに、タブレットのバッテリーを交換したい場合はたとえ解約後であっても契約したキャリア(ドコモ、au、ソフトバンクなど)にて交換が可能です。
契約中の人で、なおかつ保険に加入している場合は、修理扱いで無料でバッテリー交換が可能な場合もあります。
タブレットを買い換えるなら処分方法にも気をつける
交換費用を考えた結果、タブレットを機種変更したり新たに購入したほうがお得なケースも少なくありません。
そういった場合、燃えないゴミなどでタブレットを捨ててしまうと、どこから個人情報が流出するかわからないので注意しましょう。
いまは処分するつもりがなくても、後で困らないためにタブレットの捨て方は知っておいて損はありませんよ。
タブレットのバッテリーを長持ちさせる方法5選
ここからはタブレットのバッテリーを長持ちさせる裏技を教えちゃうよ❤
バッテリーを消耗しずらい設定にする
根本的なお話ですが、バッテリーを消耗しない設定にすれば必然的に充電回数が減ります。
充電回数が減ればバッテリーの劣化も遅くなるので、結果的にバッテリーが長持ちします。
特殊なアプリを用いずともバッテリーを長持ちさせられる設定は色々ありますので、早速設定してみるといいでしょう。
タブレットが満充電になったらなるべく早く充電をやめる
タブレットに使われているリチウムイオン電池は満充電状態だと劣化する特性があります。
最新のタブレットなどだと満充電になると自動で充電をストップする機能が搭載されているものもありますが、まだまだ多くはありません。
ですので、タブレットを充電していて満充電になったらなるべく早く充電を辞めましょう。
タブレットやスマホを買った時に満充電じゃないのはコレが理由なんだよ。
タブレットを充電しながら使わない
多くの人がやってしまいがちなのが、充電しながらタブレットを使うことです。
充電しながらタブレットを使用すると、充電と放電を同時に行う行為ですので当然バッテリーが早く劣化してしまう原因になります。
また、充電中に使用するとバッテリーが熱を持ちやすくなりますので、それもバッテリーの寿命を短くする原因となります。
タブレットの充電中はスマホを使用する。と言ったように、なるべく充電中はタブレットを触らないようにしましょう。
タブレットケースを取り外して充電する
少し面倒ですが、タブレットケースを取り外して充電するのもバッテリーを長持ちさせるコツです。
タブレットのバッテリーは高温になると劣化する特徴があり、45度を超えるとリチウムイオン電池が劣化してしまいます。
タブレットケースを装着していると熱の放出が難しくなりますので、可能なら充電中はバッテリーケースから取り外したいところです。
高温を避ける
ここまで何度かお伝えしてきたように、タブレットに搭載されているリチウムイオン電池は高温になると劣化が進みます。
劣化が特に進む温度は45度以上と日本の環境ではありえない温度ですが、直射日光が当たる場所で長時間利用したり、夏の日に車内に放置するとタブレットを操作していなくても達してしまう温度です。
そもそも高温というのはバッテリーだけでなくタブレット本体にもよくない状態ですので、どのような使用環境であれなるべく45度を超えない配慮をしてあげる優しさも必要です。