タブレットの充電差し込み口が反応しない、充電中に本体がぐらつくといったトラブルで慌てていませんか。
通電不良の原因はケーブル側、汚れ、端子の摩耗や内部はんだ割れなど多岐にわたり、原因によって対処法や費用が大きく変わります。
この記事ではタブレット充電差し込み口修理を自分で行うために必要な故障診断、工具、掃除法、コネクタ交換の手順やはんだ作業の注意点を実務的にまとめます。
写真つきの手順や作業後の確認項目、失敗リスクの回避策も紹介しますので、安全に作業を進めたい方に役立つはずです。
まずは別ケーブルや簡単な清掃で直るケースの見分け方からチェックしてみましょう。
タブレットの充電差し込み口を自分で修理する方法

タブレット充電差し込み口修理 自分で挑戦する場合は慎重に作業を進めてください。
落としたり水濡れしたりした履歴があると内部損傷の可能性が高くなります。
簡単な診断と清掃で直ることも多いので順を追ってチェックしましょう。
故障診断
まずは充電器とケーブルを別の機器で確認して充電器側に問題がないか確かめてください。
タブレット本体の充電口に目視で異物や曲がりがないか確認してください。
ケーブルを差し込んだ際に端子の遊びや接触不良がないか軽く動かして症状の変化を確認してください。
バッテリー表示やLEDインジケーターの挙動を記録して充電の反応を比べてください。
可能であればテスターで端子の電圧を測定して電流供給側が正常か確認してください。
工具一覧
作業前に必要な工具を揃えて安全に作業できる環境を作ってください。
- 精密ドライバーセット。
- ピンセットとスパッジャー類。
- はんだごて(温度調整可能な小型タイプ推奨)。
- はんだ吸い取り線とフラックス。
- エアブロワーまたはエアダスター。
- 接点復活剤かイソプロピルアルコールと綿棒。
清掃で改善する症状
充電が断続的に入る症状はコネクタ内の埃や糸くずが原因のことが多いです。
接点が酸化していると電気抵抗が増えて充電が遅くなることがあります。
外見上の曲がりや破損がない場合は接点クリーニングで復旧する可能性が高いです。
コネクタ周辺に液体の跡がある場合は完全に乾燥させてから清掃と通電テストを行ってください。
コネクタ交換手順の概要
まずタブレットの電源を完全に切りバッテリーの安全確認を行ってください。
背面カバーやパネルを外してコネクタ基板までアクセスしてください。
フレキケーブルのコネクタ位置を確認して写真を撮るなど元に戻せるよう準備してください。
古いコネクタをはんだごてで加熱して慎重に取り外してください。
新しいコネクタを所定の位置に合わせてはんだ付けし、余分なはんだやブリッジがないか確認してください。
組み戻す前に仮接続で動作確認をして問題なければ外装を戻してください。
はんだ作業の注意点
はんだ作業は熱による基板や部品の損傷リスクがあるため短時間で確実に行ってください。
静電気対策をした上で作業し敏感なICやフレキは直接触らないようにしてください。
はんだごての温度は300℃前後が目安ですが機種やはんだの種類に応じて調整してください。
フラックスを適量使ってからはんだ付けを行うと接合が安定しやすくなります。
はんだ吸い取り線は過剰な加熱を避けるため素早く吸い取る操作を心がけてください。
作業中に基板が浮き上がらないよう固定具を使うと失敗が減ります。
作業後の動作確認項目
修理後は必ず基本的な充電動作と周辺機能の確認を行ってください。
確認項目。 | 期待される結果。 |
---|---|
電源投入時の充電表示。 | 充電アイコンやLEDが点灯すること。 |
バッテリー残量の増減。 | 接続後に残量が増えること。 |
ケーブルを動かしたときの安定性。 | 接続が途切れず安定して充電が続くこと。 |
データ通信の確認。 | PCに接続して認識されることやデータ転送ができること。 |
本体の異常発熱。 | 過度な発熱がないこと。 |
充電差し込み口が故障する主な原因

タブレットの充電差し込み口は毎日の抜き差しで少しずつ痛みやすい部分です。
原因を知っておくと自分でできる対処が見えてきます。
端子の摩耗
差し込み口の金属端子は何度も接触を繰り返すことで摩耗します。
摩耗が進むと接触不良で充電が不安定になったり充電が始まらなくなったりします。
見た目で端子が変形していると自分での修理は難しくなる場合があります。
軽度の場合は接点復活剤を使って清掃すると改善することがあります。
汚れ・異物の付着
差し込み口にほこりや糸くず、小さなゴミが溜まると接触不良の原因になります。
- ほこりや糸くずはエアダスターで吹き飛ばすと効果的です。
- 粘着質の汚れは綿棒にイソプロピルアルコールを少量つけて拭き取るときれいになります。
- 大きな異物は先の細いピンセットや爪楊枝で慎重に取り除いてください。
作業前には必ず電源を切り、バッテリーが取り外せる機種は外してから行ってください。
内部ハンダ割れ
長年の振動や衝撃で差し込み口を基板に固定しているハンダが割れることがあります。
ハンダ割れは見た目では分かりにくく、差し込み時に接触したり離れたりする症状が出ます。
症状 | 原因 | DIY難易度 |
---|---|---|
差し込むと一時的に充電が始まる | ハンダ割れで接触が不安定 | 中〜高。はんだごてでの修理が必要 |
差し込んでも全く反応しない | 端子と基板の接続が完全に外れている | 高。基板の知識と工具が必須 |
見た目では異常が見つからない | 微細なクラックや内部の断線 | 高。分解と詳細な検査が必要 |
ハンダ割れの修理は基板を傷めるリスクがあるため自信がない場合は専門業者に依頼するのがおすすめです。
水濡れによる腐食
水や飲み物が差し込み口に入ると金属が腐食して導通が悪くなります。
腐食は見た目に緑色や黒ずみとして現れることがあります。
濡れたらすぐに電源を切り、完全に乾燥させることが第一です。
乾燥後でも腐食が進んでいる場合はイソプロピルアルコールでの洗浄や部品交換が必要になることがあります。
ケーブル側の故障
差し込み口が原因だと思っても実はケーブルや充電器側の不良であることがよくあります。
別のケーブルや別の充電器で試してみると原因の切り分けができます。
ケーブルのプラグが曲がっていたり端子が磨耗していると接触不良を起こします。
安価に済ませたい場合はまずケーブルとアダプタを交換してみることをおすすめします。
故障の見分け方(自分でできるチェック)

タブレットの充電差し込み口に問題があるかを自分で簡単に確認する方法を紹介します。
無理に分解せずにできるチェックを順に試すことで、タブレット充電差し込み口修理 自分で行うべきかどうかの判断材料が得られます。
別ケーブル・別充電器の確認
まずはケーブルや充電器側の問題を切り分けます。
メーカー純正や他のスマホで使っている動作確認済みのケーブルと充電器を用意します。
別の組み合わせで充電できるか試すと原因の所在が分かりやすくなります。
試した組み合わせ | 症状 | 考えられる原因 |
---|---|---|
別ケーブルで充電OK | タブレットが充電される | 元のケーブルの断線や接触不良 |
別充電器で充電OK | タブレットが充電される | 元の充電器の故障や出力不足 |
別ケーブル・別充電器どちらでも充電不可 | 充電ランプが点かないまたは充電表示が出ない | 差し込み口や内部回路の故障の可能性が高い |
充電ランプと充電表示の確認
LEDランプや画面上の充電アイコンの反応を確認します。
- 充電ケーブルを差し込んだときにLEDが点灯するか確認します。
- 画面を点けて充電アイコンやバッテリーの表示に変化があるか確認します。
- 数分待ってもパーセンテージが上がらない場合は認識はしているが充電が進んでいない可能性があります。
- PCに接続して充電ランプの挙動やPC側でデバイスが認識されるかを確認します。
画面表示が出る場合はソフトウェアの一時的な不具合も考えられるので再起動して再確認します。
端子の目視検査
タブレットの電源を切ってから端子の状態を確認します。
ライトで差し込み口の内部を照らしてゴミやほこり、折れたピンがないかをよく見ます。
黒ずみや緑青のような腐食があれば接触不良の可能性があります。
綿棒にアルコールを少量含ませてやさしく拭くか、エアダスターでほこりを吹き飛ばす方法が有効です。
金属製の棒や力を入れての掃除は端子を傷めるので避けます。
外部機器での動作確認
別の機器との接続で端子のデータ通信能力や電源供給の有無を確認します。
USBケーブルでPCに接続してデータ転送ができるかを試します。
OTG対応ならUSBメモリやマウスを接続して認識するか確認します。
外部機器が認識されれば端子の電気的接続は生きている可能性が高いです。
認識しない場合は端子内部の断線や基板側の故障を疑います。
簡単な清掃やケーブル交換で直らない場合は無理に自分で分解して修理すると状況を悪化させる恐れがあります。
はんだ付けが必要な損傷やピンの折れは専門業者に依頼するのが安全です。
差し込み口の掃除方法と準備

充電差し込み口にホコリやゴミが溜まると充電が不安定になったり充電できなくなったりします。
安全に作業することで故障のリスクを下げられます。
準備物リスト
- エアダスター(缶スプレー式の圧縮空気)を用意してください。
- イソプロピルアルコール(アルコール度数70〜90%推奨)を用意してください。
- 綿棒や細い刷毛を用意してください。
- ピンセットや薄いプラスチック製の工具を用意してください。
- 小型のライトや拡大鏡を用意してください。
- 柔らかい布やティッシュを用意してください。
- 必要に応じて静電気防止リストストラップや手袋を用意してください。
電源オフとバッテリー保護
作業前にタブレットの電源を必ず切ってください。
充電ケーブルは本体から外してください。
ケースやカバーがある場合は外して作業しやすくしてください。
バッテリーが取り外し可能な機種以外は無理に開けないでください。
内部に触れる必要があるときは、専門知識がない場合は修理業者に頼ることを検討してください。
エアダスターの使い方
エアダスターは缶を横に傾けずに、必ず垂直に保持して短い噴射を使ってください。
差し込み口から数センチ離れた位置から、1回あたり1秒程度の短い吹き付けを繰り返してください。
長時間連続で吹くと缶の低温化で水分が噴出するおそれがあるため避けてください。
噴射の向きを少しずつ変えながら奥に溜まったゴミを押し出すイメージで作業してください。
目に見える大きなゴミは先にピンセットやブラシで取り除いてからエアダスターを使うと効果的です。
イソプロピルアルコール拭き取り
綿棒にイソプロピルアルコールを極少量含ませてください。
液を差し込み口に直接垂らさないよう注意してください。
綿棒を使って接点部分をやさしく一方向に拭き取ってください。
金属接点をこすりすぎると傷つく可能性があるため、力を入れすぎないでください。
拭いた後は自然乾燥させ、完全にアルコールが蒸発するまで数分待ってください。
掃除後の確認手順
外観を確認してゴミや綿ぼこりが残っていないかチェックしてください。
別の良好なケーブルや充電器を用意して動作確認を行ってください。
チェック項目 | 確認方法と目安 |
---|---|
物理的な異物の有無 | ライトで差し込み口を覗き、隙間にゴミがないか確認してください。 |
接触の安定性 | ケーブルを軽く差し込み、ぐらつきや接触不良がないか確認してください。 |
充電の開始 | 電源に接続して充電マークが表示されるかを確認してください。 |
動作の持続性 | 数分〜数十分様子を見て充電が継続するか確認してください。 |
掃除しても改善しない場合はコネクタ自体の破損や内部故障が考えられます。
内部のハードウェア修理は専門業者に依頼することをおすすめします。
差し込み口を交換する際の手順(分解から組み立てまで)

タブレット充電差し込み口修理 自分で行う際の具体的な流れをわかりやすくまとめます。
作業は慎重に行う必要があり、工具と手順を守ることで成功率が上がります。
分解の準備
まずは作業環境を整えます。
平らで明るい作業台を用意して埃や小さな部品がなくなるようにします。
バッテリーが取り外せる機種は可能ならバッテリーを外しておきます。
静電気対策としてアースバンドを使うか手を金属に触れて放電しておきます。
- 精密ドライバーセットを用意します。
- プラスチックのヘラやスパッジャーを用意します。
- ピンセットとねじ管理用のトレイを用意します。
- はんだごてとフラックス、はんだ吸い取り線を用意します。
内部アクセスの手順
ネジの位置を確認してから順番に外します。
ネジはサイズが混在していることが多いので外した順に並べて管理します。
プラスチックのこじ開けは角からゆっくり行いツメを折らないようにします。
内部のフレキケーブルやコネクタは無理に引かずロックレバーを解除してから外します。
バッテリーや基板がむき出しの状態では金属工具を直接当てないようにします。
古いコネクタの取り外し
古い差し込み口の固定方法を確認します。
機種によってはネジ止め、はんだ付け、接着剤のいずれかで固定されています。
固定方法の種類と特徴。 | 外し方のポイント。 |
---|---|
ネジ止めされたコネクタ。 | 対応ドライバーでねじを外し落とさないように管理します。 |
はんだ付けされたコネクタ。 | はんだごてと吸い取り線で丁寧に除去し基板パッドを傷めないようにします。 |
接着剤で固定されたコネクタ。 | ヘラやアルコールで接着剤を柔らかくしてから慎重に外します。 |
はんだ付けを外すときは温度管理をし過熱で基板を剥がさないようにします。
外した部品やネジは元に戻せるように順序を記録しておきます。
新コネクタの取り付け
交換用のコネクタが純正または互換品で形状が一致することを確認します。
はんだ付けが必要な場合はフラックスを塗ってから位置合わせを行います。
はんだは適量を使い、ブリッジやコールドジョイントができないように注意します。
はんだ付けが苦手な場合はホットエアを使って均等に加熱する方法が有効です。
取付後はルーペや拡大鏡で接点の状態を確認します。
フレキケーブルを接続するタイプはロックを確実に戻してから動作確認をします。
組み立てと最終確認
内部の動作確認を行ってから外装を戻します。
バッテリーを接続して充電器を差し込み充電の反応を確認します。
充電はまず短時間で電流が流れるかをチェックしてから長時間の充電を行います。
ネジは規定の場所に戻し過度に締め付けないように注意します。
最後に外装のツメやパネルの密着を確認し不具合がないか点検します。
不安が残る場合はプロに相談するか専門の修理サービスを利用することをおすすめします。
はんだ付け作業での具体的注意点

作業前に工具と部品の状態をしっかり確認してください。
作業中は換気を良くし、静電気対策や保護具を忘れないでください。
焦らず少しずつ確実に作業を進めることが失敗を減らすコツです。
推奨はんだごてと先端
温度制御付きのはんだごてが作業の安定性と部品保護に優れています。
出力は25W〜40Wの範囲がタブレット基板の修理に扱いやすい目安です。
先端は作業箇所に合わせてチゼル(平)と細めのコニカルを使い分けてください。
タイプ | 用途 | 推奨温度(目安) |
---|---|---|
温度制御ごて | 一般的な修理全般 | 300〜350℃ |
高出力ごて | 大きなパッドや予熱が必要な部位 | 350〜380℃ |
細先チップ | 狭いピン間や微細作業 | 300〜330℃ |
温度管理と作業時間
リード入りはんだなら約300℃前後、鉛フリーなら350℃前後を目安にしてください。
パッドに対する加熱時間は基本的に3秒以内を目標にしてください。
同じ箇所に長時間当て続けると基板剥離や部品故障のリスクが高まります。
必要ならトリクルヒートや予備加熱で基板全体の温度差を抑えてください。
フラックスの使用法
フラックスははんだの濡れ性を高めて良好な接合を作る役割があります。
電子機器にはノンアクティブタイプや洗浄可能なフラックスが安全で扱いやすいです。
- 作業前に少量だけ塗布して必要最小限に留めてください。
- はんだ付け後は残ったフラックスを適切に拭き取りまたは洗浄してください。
- 使用量が多すぎると導電性残渣や腐食の原因になるので注意してください。
フラックスの種類に応じた除去方法を事前に確認してから作業してください。
ブリッジ防止の方法
狭ピッチのピンでは少量のはんだを使い、複数ピンに一度に流さないことが基本です。
はんだブリッジができた場合は吸い取り線やはんだ吸取器を使って素早く除去してください。
コテ先をこまめに清掃し、フラックスや酸化物を取り除いてから作業を続けてください。
拡大鏡や高倍率ルーペで確認し、冷却前に見た目と導通のチェックを行ってください。
はんだ作業を避けられる修理ケース

タブレットの充電差し込み口で、はんだを使わずに直せる代表的なケースをまとめます。
無理に分解してはんだ付けする前に試せる対処法がいくつかあります。
端子曲がりの修正
充電ジャック内部の端子が物理的に曲がっている場合は、はんだを使わずに元に戻せることが多いです。
作業前にタブレットの電源を切り、可能ならバッテリーを取り外してください。
丸いピンセットや爪楊枝などの先の細い工具でゆっくり端子を押し戻します。
金属製の工具で直接力を入れると他の端子を傷つけるおそれがあるため、プラスチック製の棒や木製のものを使うのが安全です。
作業は少しずつ行い、何度も充電ケーブルを差して接触を確認しながら進めてください。
準備しておくと便利な道具は次のとおりです。
- 細めのプラスチック棒や爪楊枝。
- ピンセット(先端が丸いものが望ましい)。
- 拡大鏡やライトで視界を確保するための道具。
- テスト用に使い古しの充電ケーブル。
接触面の再整列
端子そのものは曲がっていないが接触不良が起きている場合は、接触面の汚れや微妙なずれが原因のことが多いです。
まずは柔らかい綿棒にイソプロピルアルコールを少量含ませて差し込み口の汚れを優しく拭き取ってください。
接触面の酸化や汚れがひどい場合は、消しゴムで軽くこすって酸化層を落とす方法も有効です。
小さなずれなら薄いプラスチック片で接点を軽く押して再整列を試みます。
以下は症状別の目安と推奨対応をまとめた表です。
症状 | 原因の可能性 | 推奨対応 |
---|---|---|
差し込むとぐらつく | 端子の位置ズレまたは受け側の変形 | 端子の再整列か受け側の内側をプラスチックで慎重に整形 |
差し込んでも充電が断続する | 接触面の汚れや酸化 | イソプロピルアルコールで清掃し、必要なら消しゴムで酸化層を除去 |
まったく反応しない | 内部配線の断線やコネクタ破損の可能性 | はんだ作業を伴わない方法ではケーブル側の交換や外付け充電ソリューションを検討 |
ケーブル側コネクタの交換
差し込み口側を触らずに済ませたい場合は、まずケーブル側を疑うのが手軽で安全です。
充電ケーブルのプラグ部分が摩耗や変形で接触不良を起こしていることはよくあります。
まずは別の新品または動作確認済みのケーブルで試してみてください。
改善するならケーブル交換だけで問題が解決します。
変換アダプタや磁気アダプタを使う方法もありますが、端子形状や電流容量に注意してください。
自分でコネクタを交換する場合は、はんだを使わない圧着式の変換プラグや、既製の交換用ケーブルを利用するのが比較的安全です。
無理に差し込み口本体を引き剥がすような作業は避けることをおすすめします。
修理中にデータを保護する方法

修理中はデータ消失や個人情報の漏えいを防ぐ対策が大切です。
特にタブレット充電差し込み口修理 自分で行う場合は想定外のトラブルが起きやすいです。
ここで紹介する手順を参考にすると安心して作業を進められます。
事前バックアップ
バックアップは複数の場所に保存するのが安全です。
充電口が故障してUSB接続が使えない可能性があるのでWi‑Fi経由やSDカード、クラウドを活用してください。
- 連絡先をエクスポートしてPCやクラウドに保存してください。
- 写真と動画は高解像度のままクラウドにアップロードするかSDカードに移してください。
- 重要なメッセージやアプリのチャット履歴はアプリ内のバックアップ機能で保存してください。
- システム設定やインストール済みアプリ一覧はスクリーンショットやテキストメモで記録しておくと復元が楽になります。
SDカードとSIMの取り外し
作業前にタブレットの電源を必ず切ってください。
背面カバーやトレイ式のSIMスロットがある場合は説明書に従って静かに取り外してください。
SIMカードとSDカードは小さく紛失しやすいので耐圧性のあるケースや封筒に入れて保管してください。
eSIMを利用している端末は物理的に取り外せないため、必要ならキャリア側での設定解除や移行手続きを確認してください。
ネジやパーツを外す場合は順番がわかるよう写真を撮るか小分けに保管してください。
クラウド同期の確認
作業前にクラウドサービスの同期状態を確認して最後に同期が完了していることを確かめてください。
同期に失敗しているデータがないか各アプリで最終同期日時をチェックしてください。
サービス | 同期される主な項目 | 無料容量 |
---|---|---|
Google Drive | 写真、連絡先、ドキュメントを同期します。 | 15GBまで無料です。 |
iCloud | 写真、バックアップ、連絡先を同期します。 | 5GBまで無料です。 |
OneDrive | ドキュメントと写真を同期します。 | 5GBまで無料です。 |
同期が完了していない項目は手動で同期を実行してください。
二段階認証やアカウント情報は修理中もアクセスできるように控えておくと安心です。
失敗リスクと安全対策

タブレットの充電差し込み口を自分で修理するときは小さなミスでも大きなトラブルにつながります。
感電や部品破損、バッテリー発火といったリスクを事前に理解して対策を取ることが大切です。
静電気対策(ESD)
静電気は精密な電子部品を一瞬で壊すことがあります。
- 作業前に金属に触れて自分の体の静電気を逃がしてください。
- 可能ならばアース付きの帯(リストストラップ)を使って作業中に体を接地してください。
- 作業場所は布やカーペットの上を避けて、硬くて平らな非導電性の作業マットを使ってください。
- 静電気防止の袋やケースに取り外した基板を入れて保管してください。
- 湿度が低い季節は特に静電気が起きやすいので加湿を検討してください。
工具も導電性のものと非導電性のものを使い分けると安全性が上がります。
バッテリー膨張・発火リスク
バッテリーが膨らんでいる場合は充電差し込み口の修理を無理に続けないでください。
症状 | 危険度 | 初動対応 |
---|---|---|
本体がわずかに盛り上がっている。 | 中程度。 | 電源を切り、充電を止めてすぐに専門家に相談してください。 |
バッテリーパックが明らかに膨らんでいる。 | 高。 | 取り扱いを中止し、安全な場所に隔離して専門の修理業者に連絡してください。 |
発熱や異臭、煙が出ている。 | 非常に高い。 | すぐに電源を切り、近づかずに消火の準備をして専門家や消防に連絡してください。 |
バッテリーは針や工具で穿刺すると発火や破裂の危険があります。
膨張が見られたら交換を優先し、自分で交換する場合は同型かメーカー指定のバッテリーを使ってください。
部品破損の回避
小さなネジやコネクタは力を入れすぎると簡単に壊れます。
ドライバーはネジ頭に合ったサイズとタイプを使って、無理にねじ込まないでください。
フレキシブルケーブルやコネクタは脆いので、引っ張らずにロックを解除してから外してください。
接着剤で留められたパネルはヒートガンやヒートパッドで温めてから慎重に剥がすと割れにくくなります。
再組み立て前にパーツの向きやコネクタの向きを確認してから差し込む習慣をつけてください。
小さな部品はトレイや仕切りのある容器に分けて紛失を防いでください。
自信がない作業やバッテリー周りの処置は無理をせずプロに任せる判断も重要です。
交換部品と費用の目安

タブレットの充電差し込み口を自分で交換する際には部品代と工具費用を合わせて考える必要があります。
機種やコネクタの種類で部品価格が大きく変わる点に注意してください。
作業に慣れていない場合は工具を揃える初期投資が結果的に費用に影響します。
コネクタ単体価格
一般的なMicro USBやUSB-Cコネクタの互換パーツはネット通販で300円から1500円程度が相場です。
純正品や特殊な形状のコネクタは2000円から5000円以上になることがあります。
中古やリサイクル部品は安価ですが、接触不良や寿命の点でリスクがある点に注意してください。
部品購入時は販売者の評価や返品ポリシーを確認することをおすすめします。
工具の初期投資額
自分で修理する場合の工具費用は出費の大きな部分になります。
- 温度調整可能なハンダごては3000円から8000円程度が目安です。
- はんだ吸取器やはんだ吸い取り線は500円から2000円程度で揃います。
- 精密ドライバーセットやピンセットは1000円から3000円程度で入手できます。
- ルーペや作業用ライト、静電気対策用のリストストラップは1000円から3000円程度です。
- 熱風器(ホットエアステーション)を使う場合は1万円前後の投資が必要になることがあります。
工具を一式そろえると合計で1万円から3万円程度になることが多い点を覚えておいてください。
工具は今後も別の電子機器修理で使えるため、長期的にはコストを分散できます。
業者修理とのコスト比較
選択肢 | 費用目安 | 作業時間 | 保証 |
---|---|---|---|
自分で修理 | 部品代300円〜5000円+工具代(初回1万〜3万円) | 慣れれば1〜3時間程度 | 保証は基本的に無し |
街の修理店 | 3000円〜1万5000円程度が一般的 | 即日〜数日 | 数日から数か月の作業保証が付くことが多い |
メーカー修理 | 5千円〜3万円以上になりうる | 数日〜数週間 | メーカー保証や修理後の保証が付く場合がある |
費用だけで見ると頻繁に修理する予定がない場合は街の修理店やメーカー修理の方が安心でコストパフォーマンスが良い場合があります。
自分で修理する場合は初回費用が高くなるものの、複数台を修理する予定があるなら長期的に安く済む可能性があります。
作業の難易度や保証の有無を踏まえて、どの選択肢が自分に合うか判断してください。